2010年01月12日

千の風になって

すっかり新年のご挨拶も出遅れましたが、
皆様本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年末も例に漏れず仕事を抱えたまま年越しのパターンで、
初詣には10日になってから、やっと自宅近くの神社に行くことが出来ました。

そんな中、先週1月6日午後に名古屋市熱田文化小劇場に於いて
「映画『千の風になって』&鏑木勇樹テノールminiコンサート」が、
無事終了しました。
いつもお世話になっている鏑木さんのテノール独唱に、
私は編曲とピアノ伴奏で、花を添えさせていただきました。
出演者二人ということで、何と個室楽屋(^^)
VIP待遇で恐縮でした。

写真は独りぼっちの楽屋風景です。
gakuya.jpg

私は今回全く集客に貢献できなかったので、
客入り状況をギリギリまで心配していたのですが、それは杞憂でした。
蓋を開けてみると前売券完売、満席御礼!!
年始とはいえ平日昼間の公演なのにすごい集客力です。
改めて鏑木人気の根強さを実感しました。

ステージでは、よく知られた日本の冬の歌や、
鏑木さんが来月出演するオペレッタ「チャルダッシュの女王」の曲を演奏。
そして、今回の公演はタイトルに見られる通り
映画「千の風になって」上映と同時開催だったので、
メインプログラムとして最後にヒット曲「千の風になって」を演奏しました。

この曲は06年の紅白でテノールの秋川雅史さんが歌ってブームに火がついたことで、
多くの人たちは秋川さんの曲だと勘違いしているのではないかと思いますが、
もともとは01年に新井満さんというシンガーソングライターが、
アメリカに伝わる作者不詳の詩を訳して作曲し歌った作品です。
今回上映された映画も04年制作なので、紅白以降のブームとは全く関係なく、
挿入歌としては、新井満さんのオリジナルが使われています。

私自身も、紅白で歌われる前に、
この曲の弦楽オケ伴奏のアレンジの依頼を受けたことがあります。
当時はまだ知る人ぞ知るという存在の曲で、
私もアレンジ依頼を受けてから初めて聴いたのですが、
シンプルなピアノ伴奏をバックに素直なメロディを切々と歌い上げていて、
とても好感を持った覚えがあります。
今回の演奏にあたり、改めてオリジナルを聴き返してみて、
初めて聴いたときの瑞々しい印象が蘇り、作品の魅力を再認識できました。

♪千の風になって 新井満


今回の公演でも、できるだけシンプルなピアノ伴奏編曲を心がけました。
同じテノールでも秋川さんとは違ったテイストで
さわやかに歌い上げた鏑木さんの歌声は、
満員の客席を埋めたお客さんの心の隅々まで染み渡ったことでしょう。

それでは、今年一年また元気にがんばってまいります。


posted by momo at 20:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アレンジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする