2010年04月20日

「朗読と歌でつづる“葉っぱのフレディ”」国立公演

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4月18日の春麗らかな日曜日午後に、くにたち市民芸術小ホールのスタジオにて、私桃井聖司の脚本・作曲・ピアノによる「歌と朗読でつづる“葉っぱのフレディ”」を上演。

今回主役フレディを演じてくれたのは岡村麻未さん。「銀河鉄道の夜」や「うつくしい のはら」など他の桃井作品ではお馴染みの彼女ですが、「葉っぱのフレディ」へは初出演。初演から数えて9人目のフレディでしたが、フレッシュなイメージで演じてくれました。

そして相手役のダニエルは西野誠くん。2004年に愛知県豊田市で「葉っぱのフレディ」を上演したときに、ダニエルをお願いしたことがあったのですが、それ以来6年ぶりのフレディ出演でした。

ヴァイオリンは上田圭さん。昨年ライブで共演させていただいたご縁で、彼女からお話をいただきこの国立公演が実現しました。

朗読は土肥佳子さん。フリーのアナウンサーとしてご活躍の方で、ヴァイオリンの圭ちゃんの中学の同級生というご縁で、出演をお願いしました。

「葉っぱのフレディ」上演に先立ち、ミュージカルの定番デュエットナンバーを二曲と、この公演のために書き下ろしたヴァイオリンとピアノのための「さくらさくらファンタジー」を演奏。そしてメインプログラムの「葉っぱのフレディ」は、原点に立ち返りスタンドマイクを立て音楽作品として上演しました。広くはない会場でしたが、満席のお客様からご好評をいただくことが出来ました。

終演後は近くのフレンチレストランに移動、主催者の方々とアットホームな打ち上げをさせていただきました。料理がとても美味しかったです。
posted by momo at 23:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 葉っぱのフレディ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月12日

新・女子高生からのメール ☆ 演奏実現編 最終回

(※同日のmixi日記からの転載です)

前の日記からの続きです
<新・女子高生からのメール ☆ 演奏実現編 その@>
http://solid.seesaa.net/article/286250516.html
<新・女子高生からのメール ☆ 演奏実現編 そのA>
http://solid.seesaa.net/article/286252102.html
<新・女子高生からのメール ☆ 演奏実現編 そのB>
http://solid.seesaa.net/article/286253314.html


シリーズ日記「女子高生からのメール」の最終回を書きたいと思います。

3月30日の午後、H高校吹奏楽部定期演奏会の本番を聴きに行ってまいりました。
会場はK駅から徒歩10分にあるT市民文化センターのCホール。

開演前のステージ。
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キューブ型の小ホールでしたが、案外響きは良かったです。

学校の吹奏楽部の定演というものに足を運ぶのは何年ぶりでしょうか。
H高校吹奏楽部は部員数が少ないこともあり、
手作りの演奏会という感じがしてとても微笑ましかったです。
顧問であり指揮もされる◆◆先生が「いつか我々も隣の大ホールで演奏会を」と挨拶をされました。
その夢は是非実現させてほしいです。

コンクール課題曲のマーチ、ディズニーメドレー、ピンクレディーメドレーなどの演奏が続き
「メテオス」はプログラム最後の演目でした。
「メテオス」演奏に先立ち私の名前が呼ばれ、サプライズで花束をいただきました。
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手渡してくれたのは、アレンジ提供のきっかけとなったメールをくれた★★さんです。
会場からの拍手に包まれながら花束を受け取り、彼女としっかり握手を交わしました。

私が席に戻り、いよいよ「メテオス」より「おまえがゆく道〜最後の星」の演奏が始まりました。
「メテオス」吹奏楽版の記念すべき世界初演です。
普段私は自分が演奏する場合でも全く緊張しないのですが、
このときばかりは何だかとても緊張しました。

そんな私の緊張をよそに演奏は堂々としたものでした。
二日前に私が学校へ練習を見に行った際お願いした数々の注文を完璧にクリアしてました。
よくぞこの難しい譜面を短期間でここまで仕上げてくれたと感謝しきりです。

演奏会が無事終了し、ロビーに出てみると一部の部員が客出しに来ていたのですが、
★★さんの姿はありませんでした。
副顧問の先生に「くれぐれもよろしく」と伝え、会場をあとにしました。

家に帰ってからいただいた花束をよく見ると、★★さん直筆のお手紙が挟まっていました。

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桃井様

本日はお忙しい中、演奏会に来ていただきありがとうございます。
その節は突然メールを送ってしまい大変失礼しました。
後から考えると、自分でも大胆なことをしたなと思います。
アレンジとても大変だったと思います。
念願かなってメテオスを演奏することができてとてもうれしいです。
部員一同、心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。

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◆◆先生からも後日メールが届きました。

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桃井様

今回の演奏会のために、メテオスの吹奏楽バージョンをご提供いただき、また私をふくめ吹奏楽部を直接指導していただき本当にありがとうございました。
今回の経験は部員たちにとって本当に楽しく思い出深いものとなりました。指揮する私にとってもプレッシャーの連続で久しぶりに緊張しました。ですが、とても楽しい時を過ごすことができました。
演奏会当日はお忙しいにもかかわらず、所沢までおいでいただき本当にありがとうございます。いつか、大編成のバンドで演奏できることを目指して日々がんばっていこうと思います。
また、演奏会などご連絡することもあるかと思います。その時には是非おいで下さい。お待ちしております。
暖かくなったり、寒くなったり体が不調になるような気候が続いております。どうぞお元気でお仕事頑張ってください。
この度は本当にありがとうございました。部員ともども心より感謝しております。

東京都立H高校吹奏楽部顧問 ◆◆◆◆
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初めに★★さんのメールを受信してから約一年半。当初はどう対応しようか迷いました。
でも、マイミクの皆さんから助言をいただき、何とか彼女の思いをかなえてあげたいと考え、
「メテオス」のメーカーや制作会社の方々のお力添えもあり、演奏が実現しました。
最後に彼女から「メール」ではなく丁寧な直筆の「手紙」を受け取り、感無量です。

長期に渡って「女子高生からのメール」としてお送りした日記もこれにて完結とさせていただきます。
今回の演奏に関わっていただいた全ての皆様に深く感謝申し上げます。
ありがとうございました!

<完>


♪♪♪♪♪♪ ここからコメント欄 ♪♪♪♪♪♪

AK 2010年04月13日 00:13

ずーっと興味深く読ませて頂いてました。
★★さんの「この曲が大好きだ!何が何でも演奏したいっっ!」
という熱意を、真正面から真摯に受け止めて
桃井さん、素晴らしい事をされたと思います。

私にも、そういう情熱だけで突き進む年頃があったから、★★さんがどれだけ嬉しかったかっていうのが良く分かります。

ちなみに20年ちょっと前、私が所属していたジュニアオーケストラで、
当時一世を風靡していたドラクエ3の全曲をファミリーコンサートで演奏しました。(私はまだ入団前でしたが)
その時のスコアは、すぎやまこういちさんが無償で提供してくださったものでした。
当時まだファミコンは子供たちのものという風潮だったためか「ジュニアオケの方たちに演奏してもらえるなら、こんな嬉しい事はない」と言って、演奏会当日は飛び入りで何曲か指揮まで振ってくださったそうです。

★★さんがこれから音楽の道に進むかは分からないけど、この一連の経験が彼女にとってとてつもない財産になるのは間違いないと思います。
本当にお疲れ様でした。。。


♪♪♪♪♪♪

MOMO 2010年04月13日 08:12

>AKさん

長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。

AKちゃんがルーズソックスの高校生だった時代が懐かしいですね。
当時は現在のようなマルチにご活躍の様子が想像できなかったので、
担当講師として先見の明がなかったようです。
この高校生★★さんも今後いろいろな可能性を秘めていると感じました。
アルトサックスの演奏表現力も素晴らしかったし、
何より優れた感性の持ち主だなとメールのやり取りを通じて思いました。

ジュニアオケでドラクエを演奏した経験をお持ちでしたか。
今ほどゲーム音楽の著作権が厳しくなかった時代でもありますね。
いい経験が出来てよかったですね。


♪♪♪♪♪♪

YN 2010年04月13日 10:36

成功おめでとうございます。

約1年半お疲れ様でした。
様々な要素が詰め込まれていて、大変面白かったです。

変に擦れて
「こんなことを頼むのは失礼なんじゃないか」とか、
「著作権上の問題が発生するんじゃないか」とか、
「私たちのために編成に合わせて編曲をお願いする、
 なんて、ずうずうしいにもほどがあるんじゃないか」とか、
分別くさいことを考えて、
彼女が好きな曲を演奏するのを諦めていたら、
こんな結末はむかえられなかったわけですし、
桃井さんはいろいろ大変だったとは思いますが、
純粋な音楽的な情熱が推し進めた結果はすばらしいなあと
思いました。


♪♪♪♪♪♪

MOMO 2010年04月13日 15:57

>YNさん

YNさんには、初めの日記からコメントもいただいてましたね。
ずっと経緯を見守っていただきありがとうございました。
ご指摘の通り、彼女が純粋さと情熱があったからこそ実現した試みでした。
むしろ、こちらの方が学ぶべきところが多かったように思います。
 
posted by momo at 16:20| 東京 ☀| Comment(0) | 吹奏楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする