2010年06月25日

【コンサートのお知らせ】 Musical Flower 〜ミュージカル名曲の花束〜

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来る7月16日に、愛知県岡崎市リブラホールにて開催のミュージカル曲コンサートに出演します。先日の千代田チャリティコンサートの内容を拡充してお届けする予定です。

※千代田チャリティコンサート「あの感動をもう一度〜ミュージカル曲に秘められた思い出」の模様はこちら
http://solid.seesaa.net/article/153702283.html

ゲストにお招きする佐野文彦さんは大学の先輩ですが、ステージでは初共演。楽しみです。

お近くにお住まいの方、お時間ありましたら是非聴きに来てください。たくさんのお客様のご来場をお待ちしています。

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♪Musical Flower 〜ミュージカル名曲の花束〜

「サウンド・オブ・ミュージック」「オズの魔法使い」「シェルブールの雨傘」などの名作から「オペラ座の怪人」や「ウィキッド」など現代の話題作まで、珠玉のミュージカルナンバーを時代背景や作品の成り立ちなどの解説を織り込みつつお届けします。後半には西原理恵子原作、桃井聖司脚本・音楽の短編一人ミュージカル「うつくしい のはら」を上演。夏の夜のひととき、流麗なるミュージカルの調べをどうぞお楽しみください。

◆日時:平成22年7月16日(金) 午後7時開演 6時30分開場
◆会場:岡崎市図書館交流プラザ Libraホール
 http://www.libra.okazaki.aichi.jp/
◆入場料【全自由席】
 <前売>一般2,000円、中学生以下1,000円
 <当日>一般2,500円、中学生以下1,500円
◆出演:岡村麻未(ヴォーカル)、佐野文彦(ゲストヴォーカル)
    巻渕麻利子(ヴァイオリン)、桃井聖司(ピアノ)
◆お問い合わせ・チケット販売
 SOUND麻未 Tel. 0533-86-0764
 彩響舎 Tel. 0564-23-0024
 <公演お問い合わせ専用メールアドレス> musical-flower@mm-op.com
◆主催:SOUND麻未、彩響舎
◆後援:岡崎市、岡崎市教育委員会。豊川市、豊川市教育委員会
posted by momo at 13:11| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月24日

河合優子さんと

ローランド株式会社浜松研究所の音響リファレンスホールにて行なわれた「レイクサイドコンサート 河合優子withワルシャワ・フィルハーモニー弦楽四重奏団」を聴きに行ってきました。
http://www.kakehashi-foundation.jp/about/info/pdf/2010jigyouhoukoku.pdf

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河合優子さんはポーランド在住のピアニストで、私と同じ愛知県岡崎市の出身。大学の一年先輩でもあります。今や日本を代表するショパン奏者として広く知れ渡り、いろいろな音楽雑誌にインタビューや他の有名ピアニストとの対談記事が続々と掲載されています。

河合優子さんの公式サイトはこちらです。
http://yukokawai.com

大学以来20年近くお会いしてなかったのですが、今年初めに取材のためいらしていた渋谷で偶然再会することができ、それ以来メールのやり取りなどさせていただいています。世界的に活躍されるピアニストになっても、人当たりの柔らかい優しい人柄は学生時代そのままで安心しました。

渋谷でお会いした際に、1月30日の浜離宮朝日ホールでのショパンワルツ全曲演奏会に「絶対来てね!」とお誘いいただいたので、仕事の合間を縫って伺いました。正直に言うと演目がワルツ全曲ということで「もしかしたらバラードの回などの方が聴き応えがあったのでは?」と思いつつ会場に向かったのですが、演奏を聴いてその思いは完全に打ち消されました。

演奏会冒頭でバッハのシンフォニアを一曲だけ演奏され、「なぜバッハ?」と思ったのですが、プログラムを最後まで聴き終えるとそこにバッハを持って来た意味がわかったような気がします。ショパンといえば個人的には情緒的、感情的な作曲家という印象でしたが、河合さんの演奏を聴いて、作品が思っていたより緻密に構造的に組み立てられているのがわかりました。それぞれの曲の重厚で骨太な解釈も去ることながら、公演全体を通して一本の筋がピンと通っていて、呼吸とか間とかに、細心の注意を払っているのも印象的でした。

それから半年後、今月12日に郷里の岡崎市で河合さんの公開レッスンが開催され、たまたま母の月命日法要で岡崎にいたので足を運びました。小学生、中学生、高校生と三人の受講者に指導されたのですが、河合さんの指導は至極的確で、普段自分が音楽を指導する上でうまく言葉で表現できなかったことを、噛み砕いて説明されていてとても刺激になりました。

そして本日の浜松のコンサートでは、河合さんがローランドのV-Pianoでショパンを演奏。12日の公開レッスン終了後に舞台裏へ伺いお話した際に、V-Pianoのカスタマイズをとても気に入っているとのことだったので、それなら是非聴きにいかねばと思い、予定を調整して、はるばる浜名湖のほとりまで車を走らせました。

V-Pianoとはローランドが昨年発売した電子楽器で、サンプリングベースの電子ピアノと違い、ピアノの発音機構を物理的に解析し発音するという新しい技術で作られた電子楽器です。

V-Pianoについてはこちらで。


V-Pianoは河合さんが要求する表現によく応えていたと思います。特にカルテットと共演したコンチェルト1番は至高の響きがしました。

私が行くことは伝えてなかったので、コンサート終了後にロビーで顔を見た瞬間はとても驚かれ、手を握って「ありがとう」と言ってもらいました。そのとき一緒に撮らせていただいたのがこの写真です。ポーランド在住でなかなかお会いすることはできないので、貴重な一枚となりました。

客席にいらっしゃった、ローランド創業者でありコンサート主催団体の理事長である梯郁太郎さんともお話させていただいたのですが、梯さんも河合さんの繊細かつダイナミックな表現に感嘆すると同時に、一線で活躍されるピアニストが好んで電子楽器を演奏されることを喜んでいらっしゃいました。

同じ学舎に通った先輩が世界を股に活躍されているのはうれしいことです。河合さんの演奏を聴いたことがない方は、是非一度触れてみてください。きっとその音に魅了されることでしょう。
posted by momo at 23:59| 東京 ☀| Comment(0) | 鑑賞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月12日

母のこと

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今日は先月12日に亡くなった母の月命日に当たり、岡崎の実家にて初月忌法要を執り行いました。母が亡くなってもう一ヶ月になるとは、時の流れというのは早いものです。

母は35歳で父と結婚し、翌年に私を、その三年後に妹を出産しました。当時としてはかなり晩婚で高齢出産だったと思います。それまでキャリアウーマンだった母が、いきなり姑である祖母と同居する専業主婦に収まるという生活の変化への適応も順調とはいえなかったようです。

それでも私が小学校に上がる頃までは、親戚の経営する会社で取締役を務めていた父の稼ぎも多く、生活に不自由はしていませんでした。でも父の会社が倒産の憂き目にあってからは、母も慣れない料理屋の下働きに出るなどして私と妹を育ててくれました。

晩年になってそういった苦労から解き放たれ、卓球、太極拳、ゴルフなど趣味を通して多くの友人の方々と交流を深め、暇を見つけては国内や海外への旅行にいそしんでいました。中国、台湾、ベトナム、カンボジア、モロッコ、スコットランドetc.と、世界各地を旅していたので、そういう面では悔いの無い人生だったのかなと思います。

でも、昨年の夏にがんが見つかり腎臓摘出手術を行ないました。手術で入院する前日まで卓球に興じていたくらい、それまで本当に元気でした。その後は入退院を繰り返しながら闘病生活を送っていましたが、自分の病状について、主治医の説明を全てありのまま受け止め、自分が亡くなった後のことも事細かに私に指示をして最期を迎えました。自分が母の立場だったら、そんなに潔く「死」を受け止めることは、たぶんできないでしょう。最期まで気高く生きた母だったと思います。

写真は、妹夫婦が赤坂に購入した新居マンションへ、今年の三月に母を連れていったときに家族で撮影したものです。ワゴン車にベッドをこしらえ、酸素吸入器を積み込んでの高速往復道中でした。本当はそんな旅に耐えられるような状態ではなかったのですが、母がどうしても行きたいと望み、そのためにつらい治療にも耐えていたので、主治医の先生に特別に許可をいただいて実現しました。

そして先月、父と妹と私の三人が見守る中で息を引き取りました。四月から政治部に異動し多忙な新聞記者の妹と、公演本番やセミナーなどでどうしても抜けられないスケジュールを抱える私が、揃って母の最期を看取ることが出来たのは、本当に奇跡的だったと思います。

通夜・葬儀の際には多くの方々にお世話になりました。喪主として行き届かなかった点も多々あり、あのときはこうすればよかったと後悔することばかりです。

葬儀を終えてからのこの一ヶ月は、母の遺志に基づき、東京と岡崎を行き来しながら、いろいろな手続きを進めてまいりました。話には聞いていましたが、悲しんでいる暇がないくらいにやらなければならないことが山積みで、まだまだ終わりません。でもそういったことが、母がこの世に生きたという証を一つ一つ刻むことになるのかもしれません。几帳面な母があの世で気を揉むことのないように、できるだけ迅速に進めて行きたいと思います。
posted by momo at 20:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする