2008年07月25日

続・女子高生からのメール

(※同日のmixi日記からの転載です)

前回の日記「女子高生からのメール」の続報です。
http://solid.seesaa.net/article/286229890.html


皆様からいろいろご意見をいただきましたが、
基本的に何とか演奏させてあげる方向で動くことにしました。

まずメテオス制作会社Q社に女子高生のメールを転送し許諾を依頼。
早速担当のHさんから、「個人的には問題ないかと思いますが、
Q社内と発売元B社の許諾確認を取りますのでお待ちください」
とのお返事をいただきました。

それで、依頼主である女子高生には以下の返事を返しました。

============
sato makiさま

メール拝見しました。

「おまえがゆく道」を、気に入っていただきありがとうございます。
作曲した私としても、メテオスの楽曲の中で特に思い入れの深い曲なので、
makiさんのような多くのメテオスファンから支持されているのは、
ありがたいことです。

吹奏楽で演奏したいという気持ちもとてもうれしいですし、
できればそれが実現できるといいなと思っています。
でも、一般的なゲームミュージックの多くは作曲者ではなく、
ゲームを制作または発売した会社が著作権を持っているのです。

ですので、メテオスの制作会社に私から連絡しました。
まだ先方から演奏していいかどうかの返答が来ていないので、
しばらくお待ちください。

makiさんに、いくつかお願いがあります。

まず、makiさんの正確な氏名と、所属する学校名、
そして、どのような日程や場所で「おまえがゆく道」を演奏する予定なのか
早急にお知らせください。
このような依頼を行なうにあたっては、
はじめに自分が何者なのかをきちんと名乗るのがエチケットかと思いますので、
今後は気をつけてくださいね。

そして、makiさんもメールに書いているように、
そちらの吹奏楽部の編成に合わせて楽譜を作るのは、案外大変な作業になります。
一般的な吹奏楽団から比べて小編成ですし、
あまりにも演奏が難しい楽譜にならないように配慮しなくてはいけませんしね。
本来ならば、そこで相応の編曲料が発生してしまいます。
でも今回に関しては、メールを送ってきてくれたmakiさんの熱意をふまえて、
お金をいただくようなことは考えていません。
ただそれが特別なことなのだと、わかってください。

最後に、もしゲームメーカーから演奏の許諾がもらえたらの話ですが、
吹奏楽部の顧問の先生など、責任が持てる大人の方に事の詳細を伝え、
(このメールを印刷して読んでいただくのがいいかもしれません)
その方から私までご連絡をいただくようお願いいたします。

私の連絡先を一通り記しておきます。

以上、よろしくお願いいたします。
============

今のところはそんな状態です。
続報またアップします。


♪♪♪♪♪♪ ここからコメント欄 ♪♪♪♪♪♪

HE 2008年07月25日 11:58

こんにちは

著作権、難しすぎ
音楽の仕事をしていると
「これは合法」とか
「ちょっと違反」とか考えなくてはいけない場面がよくありますよね

今回の件、興味津々で読ませていただきました
桃井さんの音楽を愛するがゆえの暖かい判断に拍手
・・・ですが、本当に特別なことですよね

発表会で弾く曲にまで規制がかかるとは
この先悩みは増える一方

さっき元師匠から電話があって
発表会の歌の伴奏をたのまれ
「楽譜送るから」って言われました
まちがいなく「copy」の楽譜が届きます

これもNGですよね
ううっ


♪♪♪♪♪♪

YN 2008年07月25日 12:17

すばらしい返事ですねー。
送られてきた文面を見る限り、これで変に受け取るような子ではないでしょう。

この後、
ゲームメーカーの対応がどうなるか、
sato makiさんからどんな返事があるか、
など、興味は尽きませんが、
顧問の先生の反応も楽しみです。
顧問の先生は知っているのか(知らないと思いますが)
その先生に一般的な音楽活動についての知識がある
(=桃井さんにどんなことをお願いしているのか?を理解している)場合に、
どんな反応をするか、とか。

ゲームメーカーが×を出して終わり、という
最もつまらない結末にならないよう祈りつつ、
続報を楽しみにしてます。


♪♪♪♪♪♪

TK 2008年07月25日 12:33

こんにちは!

興味深く読ませてもらっています。
以前ニュースかなんかで読んだのでは「教育現場での使用に関しては著作権は問わない」という物でした。

その時は漫画を授業に使う為にコピーして配布する事に関しての記事でしたが、音楽も同様だと締めくくっていました。

教育が主な使用目的であり、営業とは異なるという判断だった様です。
この辺の基準が現在どういう状態になっているのか不明ですが、確かに「学校の発表会で演奏する主な目的はお金を儲ける事では無い」と思えば、著作権の適応外なのかな?…とも思いますが、どうなるんでしょうね…

当然僕なんかがドラムを教えている教室では営業に当たりますから、そういう質問に回答する事はNGとなります。
生徒にも市販の楽譜を持ってきた場合「その質問には答えられない」という事を説明しています。


♪♪♪♪♪♪

MOMO 2008年07月25日 20:03

>HEさん
そうそう、伴奏者にコピーの楽譜を渡したり、
オケのパート譜をプルートの数だけコピーをしたりするのはNGですね。
でも、私の個人的な意見を言わせてもらえば、
これは少々行き過ぎではないかと思います。
もちろん作曲家の印税収入を守るという大義名分はありますが、
どちらかといえば出版社の権益を守るための枠組みという意味合いが大きく、
音楽の普及という側面からは、明らかに障害となっている気がします。

>YNさん
「最もつまらない結末」にはならないような感触は得てますが、
一寸先は闇、どうなるか分かりませんね。
次の展開楽しみにしててください。

>TKさん
「教育現場での使用に関しては著作権は問わない」というのは、
あくまでも学内の使用に関してではないでしょうか?
学外の定期演奏会などで演奏するのなら、
入場料の有料・無料に関わらず、著作権処理は必須だと思いますよ。


♪♪♪♪♪♪

MR 2008年07月25日 23:23

makiさんはこの件ですごい勉強ができますね、いろいろと著作権以外まで。
いい経験になりそうです。


♪♪♪♪♪♪

TN 2008年07月26日 00:22

素晴らしい対応だと思います。頭が下がる思いです。

吹奏楽部で、やりたい曲がそれほど難しくなくできるのは何故だろう?と、
考えるきっかけになってくれれば嬉しいですね。

同じ譜面を演奏する仲間が全国にいて、そのために編曲という仕事をして譜面という
"商品"を作る人がいて…という全体図は、
ただ単に与えられた譜面をやっているだけでは気付きにくい現実なのかもしれません。
(元・吹奏楽部員の感想です)

大変な作業が残っていますが、頑張ってください


♪♪♪♪♪♪

NI 2008年07月26日 02:51

素晴らしい対応!権利を持つ会社やメールをくれた子に、この桃井さんの想いが正しく通じればサイコーですね!
結果が楽しみです。


♪♪♪♪♪♪

MOMO 2008年07月26日 10:33

>MRさん
中高生にとって吹奏楽やオケ、合唱などの部活動は、
音楽業界のしくみを知るいい機会になりますね。
自分も高校時代に吹奏楽部で部長をしていて、
著作権問題で四苦八苦したのを思い出しました。

>TNさん
TNさんも吹奏楽のご出身なんですね。
中高生のころの私は、誰それの編曲はいいとかコイツはだめだなんて
えらそうに言ってましたが、今思うと恥ずかしい限りで、
譜面を作り上げる苦労までは思いが至ってませんでした。
自分がその立場に置かれて初めて分かることってあるものです。

>NIさん
前の日記を書いたときにはどう処理しようか迷いがあったのですが、
NIさんのコメントに背中を押していただいた形になりました。
ありがとうございました。


♪♪♪♪♪♪

NA 2008年07月26日 17:18

すでに乗り遅れた話題になっている・・・。


♪♪♪♪♪♪

MOMO 2008年07月26日 23:49

>NAさん
いえいえ、乗り遅れてはいませんよ


〜 つづきはこちら 〜
「続々・女子高生からのメール」
http://solid.seesaa.net/article/286237238.html
 
posted by momo at 11:32| 東京 🌁| Comment(0) | 吹奏楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。